こんにちは、Favomag編集部のnakadeです。
前回の記事でも書きましたが、
直方体の切子灯籠のことをキリコと言い、
そんなキリコが担ぎ出される活気に溢れたお祭り“キリコ祭り”。
夏から秋に行われ能登を彩っているようです。
今回は、輪島市のキリコ祭りに注目し見どころをご紹介したいと思います。
では、見ていきましょう!
【剣地八幡神社大祭(つるぎぢはちまんじんじゃたいさい)】
開催日:7月「海の日」直前の土曜日・日曜日
場所:石川県輪島市門前町剣地地区
ではまず「剣地八幡神社大祭」です。
別名、「おさよまつり」や「神幸祭」とも呼ばれています。
このお祭りの見どころは、神輿とキリコ、さらに獅子舞が一緒に地区を巡り歩くところです!
その他にも担ぎ手が神輿やキリコを高く担ぎあげ、左右に揺れながら練り歩きます。
お祭りのフィナーレでもある「獅子殺し」というイベントもぜひ見てくださいね。
【水無月祭り(みなづきまつり)】
開催日:7月30日・31日
場所:石川県輪島市南志見地区
「夏越しの神事」という、1年のちょうど真ん中に半年分のケガレを祓う行事があるそうです。
この伝統を深く受け継いでいるのが「水無月祭り」になります。
深夜に大松明に点火され、神輿はその周りを乱舞します。
松明が燃え尽きる頃になると、語弊の奪い合いが始まるのです。
キリコと呼応した4つの囃子も見どころです!
【名舟大祭(なふねたいさい)】
開催日:7月31日・8月1日
場所:石川県輪島市名舟町
奥津比咩神社の大祭である「名舟大祭」。
こちらのお祭りの見どころは、初日の夜9時頃に行われる白山神社へキリコが集結する場面です。
神社の参道が急な坂道になっているので、
キリコを担ぎながら必死に登るその姿は本当に感動ポイントです。
御陣乗(ごじんじょ)太鼓の里でもあるので、太鼓のパフォーマンスの迫力も楽しんでいただければと思います。
【曽々木大祭(そそぎたいさい)】
開催日:8月17日・18日
場所:石川県輪島市町野町曽々木海岸
春日神社の例祭として行われる「曽々木大祭」。
こちらでは松明行事とキリコ乱舞、そして打ち上げ花火が同時に見る事ができます。
打ち上げ花火も上がるということで、一気に夏が楽しめちゃいますよね。
大小5基、総輪島塗や白木造り等々のキリコが
最上部にあるぼんぼりに火を灯して町内を練り歩くのです。
それはなんとも幻想的な光景ですよ。
御陣乗太鼓や地元に伝わる八世太鼓の競演にも注目してくださいね!
【輪島大祭(わじまたいさい)】
開催日:8月22日〜25日
場所:石川県輪島市中心部(海士町・河井町・鳳至町・輪島崎町)
4つの祭りが連日に渡り行われ、輪島の町中が最も熱くなる祭り「輪島大祭」。
輪島市の中心部である4つの地区で行われる夏祭りの総称とされています。
見どころは何と言っても、4つの祭りがそれぞれに持つ個性!
それぞれで見ものがあり、
中でも海士町で行われる祭礼では、神輿を担ぐのは女装をした若者たちに注目です…!
なんともユニークですね!
神輿ごと海に入水し沖に向かい、神輿に結ばれた手綱を浜にいる子供たちが引きます。
この行き来するやりとりが長いほど豊漁になるといわれているそうです。
重蔵神社での大松明も見ものです。
松明が倒された後は、御幣をめぐって激しい奪い合いが行われます。
輪島のキリコ祭りもアツい!!
輪島市のキリコ祭りも迫力がすごそうですね!!
その土地ならではの文化も見られとても面白いので、
ぜひ輪島に足を運んでお祭りに参加してみてはいかがでしょうか。
この記事へのコメントはありません。