石川県金沢市にある金沢21世紀美術館、入館料金はどこが無料で有料なの?

こんにちは、Favomag編集部の北村です。
今回は、金沢21世紀美術館の有料スペースと無料スペースを調べてみました。

2004年に誕生し、今年で14年目を迎える金沢21世紀美術館。

年間200万人もの人が訪れ、特に若者を中心に人気の観光スポットとなっているのですが、
実はここの入場数は首都圏の人気ミュージアムをもしのぐ数なんだそうです。
なぜこの金沢21世紀美術館がそんなにも人気なのか。

実はここ、入場料がかかることなく無料で見られる作品も豊富にあり、無料ゾーンだけでも充分に楽しめちゃうんです!
ということで、今回は金沢21世紀美術館のどこが有料ゾーンでどこが無料ゾーンなのか、そして無料ゾーンにはなにがあるのか。
お得な有料ゾーン割引についてもご紹介しちゃいます。

それでは、見ていきましょう。

「交流ゾーン」が無料であり、「展覧会ゾーン」が有料 割引チケットがあるよ。

有料のチケット料金も、お得に割引する方法があるって知っていましたか?
なんと以下を提示すれば入場料がお安くなるので、知っておくとお得ですよ!

1.城下まち金沢周遊1日フリー乗車券(北鉄バス)
2.石川線土日祝限定1日フリーエコきっぷ(北陸鉄道)
3.ミュージアムリンク・パス
4.いしかわ観光旅ぱすぽーと

1・2に関しては、バスや電車の乗り放題チケットですね。 観光の方なら利用者も少なくないのではないでしょうか?
1.城下まち金沢周遊1日フリー乗車券  ※1日乗車券の料金は大人(中学生以上)500円、小学生250円
2.石川線土日祝限定1日フリーエコきっぷ ※1日乗車券の料金は大人(中学生以上)500円、小学生250円

続いて、3.ミュージアムリンク・パスはどこでもらえるのかというと、
森美術館(東京)・金沢21世紀美術館(石川)・ベネッセアートサイト直島(香川)のいずれかに行ったときに無料でもらえるんだそうです。

そして4.の「いしかわ観光旅ぱすぽーと」は必見です。
こちらは金沢駅などのスポットに無料設置されていますので、
21世紀美術館に行かれる観光の方はマストで持って行かれることをお勧めします。

無料で楽しめる、交流ゾーンって?

21世紀美術館の形状がまんまるの建物であることはみなさんご存知でしょうか?

実はこの建物の敷地は、周囲三方の道路に囲まれているのですが、
どの方角からでも入れるように正面や裏側といった区別のない円形が採用されているのだそうです。

そしてそのまんまるな外観から、「まるびぃ」の愛称で親しまれています。
そのまるびぃの周囲には「光庭」と呼ばれる緑が美しい芝生スペースがあるのですが、そこにある作品はすべて無料で観覧可能です!


また、まるびぃの内部に入って壁沿いに歩ける場所もすべて無料!

 

それでは、光庭にある作品をご紹介いたします!

スイミング・プール

🐟🐟🐟

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まずは21世紀美術館の代名詞的な作品と言っても過言でないのが、この「スイミング・プール」。プールの上から水中を覗いてみると、なんと人が服を着たまま立っている?!実際にこのプールの中に入ることもできるのですが、それは有料ゾーンになりますので、無料で楽しみたい方は上からのぞいてみてはいかがでしょうか?

カラー・アクティヴィティ・ハウス


この作品は色の三原色であるシアン、マゼンタ、イエローの色ガラスの壁が、
一点を中心に渦巻き状のパビリオンを形成していて、見る場所や人の動きによって光の領域が混じり合い、異なる色を通すといったもの。

その日の天候によっても見え方が変わるので、その時々の作品のもつ表情を楽しめます!

市民ギャラリー

#21世紀美術館#市民ギャラリー

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ここはちょっとした休憩スペースの様な場所なのですが、
壁やロッキングチェアなどは加賀友禅をイメージして作ったそうで、なんとも金沢らしく美しい空間になっています。

ですので、単なる休憩所というよりは作品と呼びたくなるような素敵な場所です。

休憩がてらロッキングチェアに座って写真を撮影すれば、それだけでなんともアートな1枚が撮れちゃうのではないでしょうか。

 

うさぎの耳の椅子(ラビットチェア)

#21世紀美術館#ラビットチェア#可愛い#japan#金沢#instagram#l4l#欲しい#笑

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続いてこちらも休憩スペースです。

まるびぃをデザインした建築家ユニットであるSANAAがデザインした、背もたれがうさぎの耳になっている通称「ラビットチェア」。
一直線に並列した光景はひとつの作品の様で、なんともフォトジェニック!

こちらも若者を中心に人気の撮影スポットにもなっているようです。

交流ゾーンなら夜でも見られる!


有料ゾーンは18時でクローズなのですが、なんとこの交流ゾーンは22時までやっています。
昼間の開放的で明るいまるびぃとは対照的に、暗くなった街にぼんやりと浮かぶ夜の美術館というのもなんとも幻想的でステキですよ。

ぜひお昼に来た方も、お時間があれば日が沈んでからもう一度、夜の美術館を体験しに行ってみてはいかがでしょうか。

現代的な美術館も無料で楽しめる!

写真を見ていると、「こんなのあるんだ!」「無料なら見に行ってみたい!」と思われた方も多いのではないでしょうか。

色々な近代アートが楽しめるほか、子どもたちも楽しめそうな遊具とアートが融合した広場もあります。
金沢は歴史的な建造物のイメージが強いですが、21世紀美術館のような近代的な観光地も楽しむことができますので、是非とも金沢に来た際は訪れたてみて!。

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