みなさん、こんにちは!Favomag編集部の千田です。
これまで能登野菜を紹介してきました。中には「すいか」などスイーツとしてもいけるものもありましたね。
金沢などでは加賀野菜の名が強く、能登野菜という言葉は聞きなれない方もいるかもしれませんがこれを機会にいろいろ知ってもらえれば幸いです。今回も3種類紹介したいと思います。
それではどうぞ!
甘いさつまいも「能登金時」
こちらの「能登金時」は砂丘地で栽培がおこなわれており、通気性、適度な保水性とサツマイモの栽培に適した環境となっています。雑草に栄養分を取られないよう、ビニールで覆う「マルチ栽培」が行われており、また植え付け以外ではほぼ農薬を使用していないそうです。栄養価においてデンプン、ビタミンCや食物繊維を多く含み、皮ごと食べると便秘予防などに効果が期待できるみたいです。七尾市出身の世界的に有名なパティシエ辻口氏が能登金時を使った「能登金時バウム」などもあり、知名度も上がってきています。
加賀野菜のときもスイートポテトを紹介しましたが今回は少し違う作り方のご紹介です
おいしい食べ方~スイートポテト~
【材料】
・能登金時・・・1本
・生クリーム・・・80ml
・バター・・・40g
・砂糖・・・40g
・卵黄・・・15g
・はちみつ・・・10g
・塩・・・一つまみ
【作り方】
①能登金時をラップし、レンジ(600W)で約3分
②能登金時が柔らかくなったら、皮を厚めに残し中身くりぬきます
③くりぬいた中身をつぶします
④③と生クリーム、バター、砂糖、卵黄、はちみつ、塩を鍋に入れ火にかけます。そしてつやが出るまで練り上げます。
⑤④につやが出てきたら先ほどくりぬいた能登金時の皮に入れ、卵黄を軽く塗り、180℃のオーブンで約20分焼き、表面に塩をふったら完成です。
「参照:みんなのきょうの料理 より」
甘み、酸味バランスとれた「能登ミニトマト」
これはトマトではなくミニトマト限定ですね。皮が薄く、肉厚の果肉、そして糖度が高く、甘味と酸味のバランスが取れた味が特徴の「能登ミニトマト」。1988年に輪島市で栽培が始められ今では奥能登全域に広がってきています。ハウスを利用するなど雨をさけ栽培されているようです。栽培履歴の記帳を徹底するなど安全、安心の「能登ミニトマト」の栽培に取り組んでいるようですね。
おいしい食べ方~ふんわり卵とミニトマト炒め(西紅柿炒鶏蛋風)~
【材料】
・卵・・・3個
・能登ミニトマト・・・10個
・塩コショウ・・・適量
・中華スープ・・・大さじ3
・ごま油・・・適量(お好みで)
【作り方】
①卵に中華スープ、塩コショウを入れ溶きます
②能登ミニトマトを半分に切っておきます
③フライパンに油をひき、①を入れスクランブルエッグを作るように回しながら火を入れます
④③が半熟の時に②を入れ能登ミニトマトに火が通ったらお好みでごま油をかけて完成です
果肉、皮共に柔らかい「能登長なす」
「能登長なす」は志賀市でのみ栽培されているそうです。味がよく、果肉も柔らかく高い評価を受けています。果肉だけではなく皮も柔らかいため、風が強いと傷ができてしまうため、防風ネットを建てるなど栽培管理には十分注意を払っているそうです。栄養価から見て生活習慣病の予防に期待できるカリウムを多く含み、皮には老化を抑制する作用がある「ナスニン」というポリフェノールの一種が含まれているので皮ごと食べるのをおすすめです。
おいしい食べ方~能登長なすの白だし煮びたし~
【材料】
・能登長なす・・・3本
・白だし・・・大さじ2・3
・水・・・適量
・唐辛子・・・1本
【作り方】
①能登長なすを一口サイズに角切りにします。
②①を油サッとあげます。(水気をしっかりとってから油に入れてください)
③②で揚げた長なすはしっかり油を落とし、白だしで煮込みます。お好みで辛みを付けるため唐辛子を適量いれ完成です
長ネギをトッピングするのもいいですよ!
能登野菜も加賀野菜と同様に味がしっかりしているものが多いと感じています。そして皮も薄く柔らかく触感も楽しめるなと思います。
次はどんな能登野菜が出てくるんでしょうか!お楽しみに!
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