こんにちは、Favomag編集部の高井です。段々と暑くなってくるこの時期、ビアガーデンが次々とオープンしていますね。ビールを飲むなら、ビアガーデンにBBQというのが、よくあるパターンですが、な、な、なんと、電車の中でもビールが飲めるイベントがある!!って知ってましたか?
ビール電車ってどんな企画なの?全国のビール列車をご紹介します!
ビール列車というのは、各鉄会社が企画している、期間限定で運行される特別列車のことです。
石川県では、北陸鉄道とのと鉄道が夏に運航しています。しかし、このビール列車、全国で運行されていました。ちょっとほかの地域のビール列車もご覧いただきましょう!
・即日完売の記念イベント【KIRIN×KEIKYU 横浜づくりビール電車】が復活!
京浜急行線で、去年行われたイベントが今年も6月10日に2本だけ復活&運行しました。車内では「一番搾り横浜づくり」が飲み放題!当日は車内もキリンビール一色で、かなり盛り上がったそうですよ。
・ほぼ毎日運行中。豊橋電鉄 【納涼ビール電車2017】
こちらは、街中を走る市電をそのままビールの絵をラッピング!いつも歩く街を、市電に乗って、ビールを飲みながら楽しむのもいい企画ですね!
・夕日を見ながらビールをいただけるJR四国【夕焼けビールトロッコ電車】
こちらは四国の松山駅発の、なんとも珍しいトロッコ電車でビールを飲める企画です。しかもトロッコ列車には、窓がなく、風が吹き抜けていきます。また、出発が夕焼けに合わせて出発するなんて、写真の撮り甲斐がありますね!ちょうどひまわりが綺麗な時期にトロッコ列車と撮れたら、最高です。夕暮れの爽やかな風に吹かれながら、美味しいビールを頂いてください!!
北陸鉄道で行われている【ビール電車】は、ビールと秋吉の焼き鳥が食べられます!
さて、肝心の石川県のビール列車は?というと、北陸鉄道石川線で行われているビール電車です。
石川線(いしかわせん)は、石川県金沢市の野町駅から同県白山市の鶴来駅間を結ぶ北陸鉄道の鉄道路線です。金沢駅はJR西日本の管轄なので、金沢駅からはビール電車は出ておりませんが、あしからず。今年でなんと、16年目を迎えます。電車が走るのは、鉄道石川線の野町駅から鶴来駅の往復区間。野町駅を出発し、鶴来駅で40分程停車をして、また野町駅へ戻るという感じです。
ビール電車では、美味しいキリン一番搾りの生ビールが飲み放題です。そして、ビールには欠かせない焼き鳥と八幡特製おつまみ弁当がセットです。焼き鳥は、焼き鳥の名門、秋吉の焼き鳥が10本ついてきます。お酒の弱い方には、お茶やチューハイ(数量限定)もついてきます。また、電車内ではキリンビール提供の抽選会や、鶴来駅での休憩中にフラダンスの実演もお楽しみいただけますよ。
秋吉の焼き鳥は、石川県民にとってはソウルフードに近いもの。そのビールとの相性は文句のつけようがありません。余談ですが、秋吉の焼き鳥は、2016年から導入されたそうです。
<平成29年度の運行日> 7/7(金)、7/8(土)、7/14(金)、7/15(土)【満席】、7/21(金)、7/22(土)【満席】、8/4(金)、8/5(土)【金曜日運行分】 野町駅発18:50→鶴来駅(休憩)→野町駅着20:40【土曜日運行分】 野町駅発16:54→鶴来駅(休憩)→野町駅着18:42 |
ビール電車の運行は合計8回です。
気になるお値段は、お一人様、4,000円!なお、電車内へのおつまみ、お飲物の持込は自由になっています。
また、浴衣や和服着用の女性に限り、参加費を1,000円割引!!電車内にトイレはないので、ご注意くださいね。
北陸鉄道石川線「ビール電車」
TEL | 076-272-2221 |
受付時間 | 9:00~17:00(月~金) ※予約締め切りは各運行の3日前まで |
車窓からの眺めを楽しみながら、美味しいビールで盛り上がってください!!
北陸鉄道では、ビール電車だけでなく、秋には地酒電車、冬はおでん電車の運行もしていますので、これをきっかけに北陸鉄道に乗ってみませんか?
ゆっくりと運行してる列車【のと里山里海号】に乗ってほろ酔いプランいかがでしょうか
石川県井は、もう一つ、JRは七尾線の観光列車「花嫁のれん」という、金沢駅から和倉温泉駅まで運行している列車があります。のと里山里海号はのと鉄道が運行しているのです。
のと里山里海号は、七尾駅始発の2年前にできたのと鉄道の観光列車です。七尾駅から穴水駅を結ぶ電車で、途中駅には、加賀屋で有名な和倉温泉駅もあります。列車は、能登らしい「ぬくもり」と「懐かしさ」を感じて頂けるよう設計されています。外観は、能登に残る伝統・食・風景を表現していますよ!
コンシェルジュが沿線のガイドをしてくれたり、写真撮影のお手伝いまでしてくれる、ちょっといいサービスがある観光列車です!
平日は、予約不要のカジュアルコースもありますが、土日運行するゆったりコースは、普通列車より時間をかけてゆっくりと運行します。沿線風景をたっぷり写真に納めることもできますよ!また、能登自慢の「まいもん」(美味しいもの)をセットした食事付きプランも準備しております。その、食事付きプランの中でも、「ほろ酔いプラン」は土曜限定の完全予約制のプランです。七尾駅を15:33に出発し、穴水駅に16:35に到着します。
普通列車では約40分の道のりを、60分かけて、ゆっくりと運行するこのゆったりコースは、沿線数か所で一時停車をし、車窓より美しい里山里海の風景を見ることができます。また、能登中島駅では全国的にも珍しい鉄道郵便車「オユ10」の見学が可能です。「オユ10」車内にあるポストに郵便物を投函すると、「オユ10」特別日付印を押印し、郵送してくれます。
ほろよいプランでは、能登の美味しい地酒が飲めますよ。能登ワインや地ビールもあるので、酒の肴と一緒にご堪能ください!!
のと里山里海号・ほろ酔いコース
車内も凝っていて、のと鉄道の気合いの入れようが感じられ、とても満足度高しです!不満があるとしたら片道1時間では少ないので往復にしてほしい(笑) pic.twitter.com/FnE6lwowaG
— らぱんSS (@lapin_ss1987) 2016年11月26日
また、全ての便にアテンダントが乗車し、沿線のガイドや写真撮影のお手伝いもしてくれるので、自分が入った記念写真もバシバシ撮れます。このほろ酔プラン、完全予約制なので、以下の方法で予約してくださいね。
のと里山里海号ゆったりコース・ほろ酔いプラン予約方法
期間 | 乗車日の1ヶ月前から乗車5日前まで |
電話予約 | のと鉄道観光列車予約センター 0768-52-2300 受付時間 10:00~17:00(年中無休) |
穴水駅窓口 | 受付時間 10:00~17:00(年中無休) |
インターネット | インターネット予約はこちらから。 インターネットからの予約は、乗車5日前の23:59までとなります |
Webサイト | ゆったりコースについて |
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