この夏行きたい、石川県で白山のパワーを感じるスポット・白山比咩神社と那谷寺

こんにちは、Favomag編集部の高井です。石川県のパワースポット特集、今回は、自然を肌で感じて、パワーが貰える白山に関連するスポットをご紹介します。日常の喧騒からちょっと離れてみて、自然の恵みに触れ、マイナスイオンをたっぷりと浴びて、リセットしませんか?

神が住む白き山として崇められてきた霊峰【白山】

みなさんが呼んでいる白山。白山とは、御前峰(ごぜんがみね)、大汝峰(おおなんじみね)、剣ヶ峰(けんがみね)の三主峰とその周辺の山々からなる連峰をまとめて指します。そのため、石川・福井・富山・岐阜の4県にまたがる山麓一帯を含め、「白山国立公園」となっているのです。


石川県側の砂防新道、観光新道、加賀禅定道(かがぜんじょうどう)など、岐阜県側からも、登山コースが豊富なのが特徴のひとつです。

#白山#観光新道#殿ヶ池避難小屋#この稜線が好き

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最高峰の御前山頂には白山比咩神社の奥宮もありますよ。頂上部には大小7つの湖があり、それを巡る人も多いそうです。こちらが奥宮の入り口です。

日帰りも出来る白山ですが、1泊してご光栄を拝むコースも、夏場は人気となっています。

また、高山植物が豊富で、クロユリは石川県の郷土の花にもなっていますよ。

登山のときのマナーですが、植物はとったり、ごみを投げ捨ててはいけません!
マナーを守って、楽しい登山をお願いしています。

白山

住所白山頂上
TEL076-273-1001(白山室堂・白山雷鳥荘予約センター)
Webサイト白山ポータルサイトHP

 

「しらやまさん」と親しまれる北陸の鎮護の大社【白山比咩(はくさんひめ)神社】

全国に3000社ある白山神社の総本宮です。日本の中心部に座し、夏でも白い姿の白山は、霊験あらたかな聖域として古来より崇められてきました。8月9~10日は「白山開山1300年記念奉祝大祭」が開催され、ドンジャラ市やライトアップもありましたよ。


白山比咩神社のご祭神は、菊理媛尊(くくりひめのみこと)です。

『日本書紀』によると、天地が分かれたばかりのころ、天の世界である高天原(たかまのはら)に、次々と神が出現し、最後に現れたのが、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)でした。この男女の神には、国土を誕生させる「国生み」と、地上の営みを司る神々を誕生させる「神生み」が命じられました。
伊弉冉尊が火の神を出産した時のやけどで亡くなってしまうと、悲しんだ伊弉諾尊は、死の国である「黄泉の国」へ妻を迎えにいきます。ところが、醜く変わった妻の姿を見て伊弉諾尊は逃げ出してしまい、怒った伊弉冉尊は夫の後を追います。
「絹本著色白山三社神像」重要文化財 黄泉の国との境界で対峙するふたりの前に登場するのが菊理媛尊で、伊弉諾尊・伊弉冉尊二神の仲裁をし、その後、天照大御神(あまてらすおおみかみ)や月読尊(つくよみのみこと)、須佐之男尊(すさのおのみこと)が生れます。
白山比咩神社では、菊理媛尊とともに伊弉諾尊・伊弉冉尊も祭神として祀られています。菊理媛の「くくり」は「括る」にもつながり、現在は「和合の神」「縁結びの神」としても崇敬を受けています。

出典:白山比咩神社HPより


今、神社で販売されている「御朱印帳」は、牛首紬を使っている特別なものです。牛首紬(うしくびつむぎ)は、主に石川県白山市白峰地区(旧白峰村)において生産される紬織物です。1つ5,000円です。
社務所では、御朱印帳に御朱印をもらうため、多くの人が訪れていて、牛首紬の御朱印も秋にリニューアルされて、注目されています!

白山比咩(はくさんひめ)神社

住所本宮:石川県白山市三宮町二105-1
奥宮:石川県白山市白峰白山嶺上(白山国立公園)
TEL076-272-0680
宝物館の営業時間【9~10月】9:00~16:00 【11月】9:30~15:30
【12~3月】祭典の都合による臨時休館あり
宝物館の入館料大人300円、高校生以下無料
主なご利益縁結び・夫婦和合・五穀豊穣・大量満足・開運招福・子孫繁栄
Webサイト白山比咩神社HP

自然を排し、自然の恵みを知る神仏習合の寺【白山信仰の自然智の森 那谷(なた)寺】


奈良時代に霊峰白山を開山した僧・泰澄が開創した、白山信仰と自然智(じねんち)の教えの神仏習合の古刹。御本尊十一面千手観世音菩薩が安置されています。今年1300年という節目を迎えています。

1300年の歴史の中で、那谷寺は白山を拝し、神仏を共にお祀りしてきました。そのため九頭竜王の本地である十一面千手観世音菩薩、白山比咩神、そして魂が「ウマレキヨマル」儀式の場である自然の岩山洞窟をご本尊としています。
那谷寺を開創した泰澄が居た時代は、神と仏、両方を受け入れやすかった頃と言われています。当時、奈良の吉野山で渡来僧の神叡が「虚空蔵求聞持法」と「自然智行」を伝授していました。泰澄はそれを修し、実践して今に至っています。
自然智は小さな草庵や岩屋の中で、自然より得られる生まれながらの智恵を求める行です。那谷寺は深山で緑に包まれ、岩屋を有していたため、自然智の道場となりました。自然とは「自ずから然る」。神も仏も宇宙の法則に帰す、「自然こそ神仏」の教えを大切に守り続けています。

出典:那谷寺HPより

#那谷寺 #那谷町 小松市 石川県 #初詣 今年も✨💫穏やかな一年で ありますように…💐

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清涼感に包まれた境内には、山水画のような奇岩遊仙境(きがんゆうせんきょう)や岩壁に沿う本殿、いわや胎内がくぐりがあり、そのどれもが自然の雄大さを感じられるものです。この地から望む白き神々の座「白山」を崇拝し、自然に敬意を払うという自然智の教えを、那谷寺は今に伝えています。
2017年は、33年に一度の法要「御開扉」で、「十一面千手観世音菩薩」が見られますよ。

開創1300年大祭
・秘仏 本尊十一面千手観世音菩薩御開帳 4/9~10/31
・秘法初公開特別展
6/8~9/30 前田家ゆかりの品々
10/8~12月末 仏教美術展

那谷寺

住所石川県小松市那谷町ユ122
TEL0761-65-2111
営業時間【3/1~11/30】8:30〜16:45 【12/1~2/28】8:45~16:30
定休日なし(特別参拝は冬季積雪時休み)
拝観料大人(中学生以上)600円、小学生300円、幼児無料
(特別参拝は、+200円※幼児、小学生無料)
Webサイト那谷寺HP
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