2018年金沢も梅雨入り!憂鬱な梅雨でも心が晴れるアジサイ名所スポット【石川県】

こんにちは、Favomag編集部のnakadeです。
気象庁の発表により2018年6月10日より北陸地方は梅雨に突入しました。じめじめ。

今回は、曇天ばかり続く梅雨の花形、紫陽花を堪能できるスポットをご紹介していきます。
紫陽花の知識も盛りだくさんです!では、見ていきましょう。

北陸、夏至の梅雨入り!

先ほども言いました通り、10日より梅雨入りしたとみられると気象庁より発表がありました。

じめじめして嫌だな、と思われる方もたくさんいるのではないでしょうか?雨だし、ということで家にこもりがちになる梅雨。
そんな梅雨の鬱陶しさも紫陽花をご覧になって吹き飛ばしてみてはいかがでしょうか。

石川県内にも、見頃な紫陽花が満載ですよ。

 ちょこっと豆知識。紫陽花の色は何で決まる?

6・7月に咲き始める紫陽花。梅雨の時期にぴったりです。
思い返せば、紫陽花って青、紫、白、ピンクなどなど、様々な色がありますよね。
よく、土壌の酸性度で色が決まると耳にしませんか?では、実際の所はどうなんでしょう。

花(萼)の色は、アントシアニンという色素によるものだそうです。

紫陽花に含まれるアントシアニンの一種、デルフィニジンに補助色素とアルミニウムイオンが加わると青色になります。
土壌の酸性度によって色が変わるというのは、アルミニウムが根から吸収されるためにイオンの形になるかどうかが土壌の酸性度に関わってくる…。

つまり、土壌が酸性だと、アルミニウムがイオンになり土中に溶け、それが紫陽花に吸収されアントシアニンと結合して青色になります!
逆にアルカリ性だとアルミニウムイオンが吸収されずアントシアニンと結合しないから赤のまま!遺伝による補助色素の原因でアルミニウムイオンを吸収しても青になりにくいものも。
ただ、時間が経つと花の老化で土壌に関係なく青色が赤味を帯びるようにもなるみたいですね。

難しい!!ので、とっても簡潔にまとめると、土壌が酸性なら青に、アルカリ性なら赤になる!というわけです。
そして、花によっては遺伝的に酸性の土壌でも青色になれないものもある!あとは、花が老いたら青色が赤味を帯びる!ってことだそうです…。

では、ここからは紫陽花を見ることができる場所のご紹介です!

金沢市長坂台の大乗寺丘陵公園のアジサイ

金沢市南部に広がった丘陵地帯は、これからの未来に受け継いでいくために、豊かな緑を復元し整備された金沢を代表する公園となっております。

公園から金沢の街を見下ろすことができて、晴れた日には日本海まで見渡すこともできて、壮大な眺めとなっています。
本当に広々した空間で広大な空と豊かな森に囲まれているので、ゆったりとした時間が過ごせそう!あ、もう紫陽花を見に行っている人もいますね!!

紫陽花に癒されました♡

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約6400株の紫陽花が色づいて、その紫やピンク色のグラデーションの紫陽花に夢中になっています。
大乗寺丘陵公園の紫陽花は見頃が7月上旬まで続く見込みです。

大乗寺丘陵公園

住所石川県金沢市長坂町・山科町地内
TEL076-220-2356
開園時間8:00~18:00
閉園日冬期(1・2月)及び降雪時
Webサイト金沢市公式HP

能美市にある秋常山史跡公園のアジサイ

こちらの『秋常山史跡公園』は国史跡の秋常山古墳群にある公園です。
ここには、1600年前に造られた全長約140mにも及ぶ北陸最大級の前方後円墳「秋常山1号墳」と、埴輪を持つ方墳「秋常山2号墳」の2基の古墳が保存されています。
天気のいい日には日本海まで見渡すことも可能なくらい、古墳頂上からの眺めは良いものです!
公園内は、緑豊かな自然公園としても整備され、四季折々の花々を楽しむことができるようになっています。


この公園で植栽されている紫陽花、約3000本が2017年6月20日に見頃を迎えました。青い花のじゅうたんに歓声を上げる園児たちもいたようです。
園内の遊歩道沿い約50メートル間に、青と白のアジサイ2420株と紫色のガクアジサイ約1000株が植えられています!
アジサイは6月末まで楽しめ、ガクアジサイは7月初旬に見頃を迎える、と市歴史民俗資料館が新聞で見込み発表していました。アジサイの見頃が終わる前に見に行かないとですね!

秋常山史跡公園

住所石川県能美市秋常町ヨ2-2
TEL0761-58-6103 (市立歴史民俗資料館)
Webサイト能美市公式HP

輪島町のあじさい寺・平等寺は有名!

10世紀の中頃に荘園の宮寺として創建された「和住山平等寺」。
1000年余りも法燈が守られてきた、高野山真言宗のお寺となっております。


この平等寺、別名「あじさい寺」とも呼ばれています。
見頃は6月中旬〜7月中旬の一ヶ月。130種類、4000株もの紫陽花が植えられていますよ。
4000株は想像のしようがないので実際に見てみないとですね……!

ということで、見に行かれる方のためにも、初夏にもぴったりのイベントを紹介します!


これは、平等寺で行われている「あじさい花灯り回廊」。
境内のあじさいが行灯やろうそくでライトアップされ、お昼と違った幻想的な紫陽花を楽しむことがでますよ。

今年の開催は2017年7月1日(土)18:00〜20:00(小雨決行)です。
屋台も出るのですが、屋台は11:00〜開始されているよなので、お昼に行って夜も楽しむ流れがベストなのではないでしょうか!
今年は、浴衣で参加の方には屋台で1品のサービスあり!お子様優先で風船のプレゼントも…数に限りありなのでお早めに!

平等寺

住所石川県鳳珠郡能登町寺分2−116
TEL0768-76-131
Webサイト平等寺HP

梅雨は、綺麗なお花で癒やされてください!

いかがですか?梅雨の鬱陶しさは晴らせそうでしょうか。
梅雨のつかの間のお天気の日でも、梅雨らしい雨の日でもそれぞれに綺麗だと思います。
ぜひ、見に行ってみてくださいね!

※一部、北國新聞の記事を参考にさせていただきました。

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